2012.05.14 Monday
本◎きりこについて
人間の中と外はどちらが大切なんだろう、という問題。ずっと語られていることのように思う。よく「外見ではなく中身を見て!」みたいなことを良いこととして言われていることがあるけど、それは絶対違うって感じている自分がいる。そして、中身のきれいさ、汚さみたいなものは、外見にもバリバリ出てしまうもんだっていうのも感じている。よくわからない。
私も、子供時代に、いじめっ子だったことがたくさんある。(いじめられたことも少しはあるが。)そのいじめられていた子は本当はすごくかわいらしい子なのに、みんながブスだの菌だの言うと、その子が汚く見えたりしていた。本当に子供の頃は頭が酔っぱらっていた。みんなが言う事で頭がぼーっとなってしまう。20歳を過ぎてもまだそういうところがあった。いや、30歳を過ぎた今でも、頭がぼーっとなって、人を採点して、すり寄ったり、排除したりしているかもしれない。いやしてるな。あー、なんだか胸が苦しい。
「人を嫌う気持ちを持つことをやめる」ことはできるか自信がない。それができたら何かの悟りを開いちゃってる。こんな嫌な気持ちになりたくないから「考えない」ことをトレーニングしたりすることを教えている宗教とか、自己啓発本があったりするんだろうな。
で、人は複雑にいろいろ考えてしまうわけだけど、外見がきれいだとか汚いとか、内面がきれいだとか汚いとかを、みんなが同じ基準で見ることなんて実はできないし、なんだか変なことなのかもな。単位や何かがあって表せるわけでもなし。出来るだけ、好くも嫌うも自己責任で、群れてわけわからなくなるのはやめればいいのかな。
きりこだけど、最初は顔も性格も最悪なやつだ!って思っていた。
でも、ネコの語りできりこを見ていくと、イラッとする、嫌悪感を覚えるようなきりこの行動はだんだん清々しく潔く、なんだか美しいことのように思えてくる。醜いきりこをだんだん好きになっている。
結局、外を見るのがいいか、内面を見るのがいいか、私にはよくわからなかった。
ただ、ほとんどの物には、美しい面、汚らしい面、面白い面、辛い面、楽しい面につまらない面などがあり、すべてを一言では語れない。語れないんだぞ!!!ってことだけ、30過ぎた私はわかっている現在、なのかも。。。
自分をたいせつに、したい。。。という気持ちになった。

















